ハーレーをラットスタイルへカスタム

ハーレーには、様々なカスタム方法が存在します。その中でも、数が少なくて希少種になりつつあるのがラットスタイルと呼ばれているものです。

基本的に、ハーレーをカスタマイズするときにはできるだけ綺麗にオシャレに、かつ現代風のスタイルにすることが好まれています。見た目に煌びやかにしておけば、多くの人に見てもらうことができるからです。また、見た目の美しさや機能性は中古で売却する時にも高値が付きやすい傾向があります。ですから、見た目の派手さやデザイン性を考慮してカスタマイズしていく人は非常に多いのです。

一方で、ラットスタイルというのはその真逆のスタイルのことを意味します。つまり、故意にハーレーを汚く見せる手法のことを意味するのです。例えば、わざと錆のようなデザインにしてみたり、実際にわざと錆を入れてみたり、古くなっているように見せかけるデザインのことを指します。

ハーレーを扱っている人の中には、オールドタイプの大型バイクを好む人も存在しますので、外観の古びたデザイン性を重視してそれを大きく主張するような手法を取り入れている人が少数ながら存在します。ポイントは、単純に古臭いデザインにするのではなく、あくまでも使い古された感じでカスタマイズをしていくことにあります。

小汚く調整していき、それでいて単純に古いものではないものを作っていく技術が求められます。実際に、純粋なオールドタイプのバイクを好む人とこういったラットスタイルのバイクは異なるので、違いをしておくことが大切です。